オンラインカジノ アフィリエイトは犯罪か？法的リスクと倫理的問題

彩葉（いろは）

こんにちは、彩葉です。今回は、オンラインカジノのアフィリエイトで稼ぎたいなと思っているけど、それって犯罪なのか？と気になってる方は最後まで読んでみてください。

彩葉（いろは）

陽菜ちゃんは、オンラインカジノって知ってる？

陽菜（ひな）

海外のサイトですよね？数年前、紹介されたんだけど、なんか怖くてしなかったです。

彩葉（いろは）

そうだったんだね。以前からオンラインカジノは合法なのか？と疑問を持っている人も多かったと思うんだけど、先日、オンラインカジノ利用者が敵は釣れたんですよね。じゃ、それを紹介するアフィリエイターも犯罪になるのか？という疑問についてお伝えしていきますね。

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はじめに

オンラインカジノのアフィリエイトマーケティングは、近年注目を集めている副業の一つです。しかし、この活動が日本の法律に抵触する可能性があることをご存知ですか？この記事では、オンラインカジノのアフィリエイト活動が犯罪となる理由や、関連する法律、そしてそのリスクについて詳しく解説しています。

オンラインカジノの法的位置づけ

彩葉（いろは）

日本におけるオンラインカジノの法的位置づけはどうなっているのでしょうか？まずは、それを理解することが重要です。

日本の賭博罪

日本の刑法第185条では、賭博行為を以下のように規定しています。

この条文から、金銭や財物を賭けて勝負を争うオンラインカジノは、明らかに賭博罪に該当すると考えられます。

オンラインカジノの違法性

オンラインカジノは、たとえ海外で合法的に運営されているものであっても、日本国内からアクセスして利用することは違法とされています。警察庁のウェブサイトでは、「海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内から接続して賭博を行うことは犯罪です」と明確に警告しています。

オンラインカジノ利用者が摘発

2024年11月26日、警視庁保安課は、スマートフォンやパソコンから海外のオンラインカジノにアクセスして、賭博を行った20〜60代の男女10人を賭博容疑で書類送検しています。送検された10人の中には、公務員や主婦、消防庁職員などもいたそうです。

利用していたオンラインカジノは、海外で運営されている『ベラジョンカジノ』『スポーツベットアイオー』などです。暗号資産を使用して、サッカーなどのスポーツ賭博、バカラ、ルーレットを行っていたようです。

アフィリエイトマーケティングとは

アフィリエイトマーケティングは、商品やサービスを紹介し、その結果として発生した売上に応じて報酬を得るマーケティング手法です。オンラインカジノのアフィリエイトの場合、ウェブサイトやSNSを通じてオンラインカジノを紹介し、新規会員獲得や賭け金の一部を報酬として受け取ります。

オンラインカジノ アフィリエイトは犯罪か？

彩葉（いろは）

昨今、オンラインカジノのアフィリエイトをしていたアフィリエイターが常習賭博ほう助で逮捕されています。また、2024年2月には、会員約7万人のオンラインカジノサイト運営者が摘発されたというニュースも伝えられており、オンラインカジノに対する規制は厳しくなっていっています。では、オンラインカジノのアフィリエイト活動が犯罪となる主な理由を挙げていきますね。

1. 賭博罪の幇助

オンラインカジノのアフィリエイト活動は、違法とされる賭博行為を促進する行為であり、刑法第62条に規定される「幇助（ほうじょ）」に該当する可能性が高いです。幇助罪は、犯罪を容易にする行為を罰するものです。

2. 賭博場開帳図利罪

刑法第186条では、賭博場を開帳し、または賭博を行わせた者を処罰する「賭博場開帳図利罪」を規定しています。オンラインカジノのアフィリエイターは、実質的に賭博場への誘引を行っているため、この罪に問われる可能性があります。

3. 広告規制違反

違法な賭博サービスの広告を行うことは、各種広告規制法に違反する可能性があります。

オンラインカジノ具体的な事例と摘発

彩葉（いろは）

オンラインカジノに関連した摘発は、前述したもの以外にも以下のような事例もあります。

1. 2016年の京都府警による摘発

2016年3月、京都府警は日本で初めてオンラインカジノのプレイヤーを逮捕しました。この事件では、30代の男性3人が単純賭博容疑で逮捕されました。

2. アフィリエイターの逮捕事例

具体的なアフィリエイターの逮捕事例は少ないものの、オンラインカジノの宣伝や運営に関わった人物が逮捕された事例は複数報告されています。これらの事例は、アフィリエイト活動のリスクを示唆しています。

オンラインカジノのアフィリエイトについて法律専門家の見解

法律の専門家も、オンラインカジノのアフィリエイト活動の違法性について警鐘を鳴らしています。

若井綜合法律事務所の弁護士は、以下のように述べています。

「オンラインカジノは賭博であり、日本では賭博行為が法律で禁止されています。そのため、オンラインカジノの利用は違法となります」

また、IT分野に詳しい中野秀俊弁護士は、以下のように指摘しています。

「たとえ海外のオンラインカジノであっても、賭博行為自体は、日本国内のインターネットに接続したコンピュータから行われています。賭博行為の一部は、日本で行われているといえますので、オンラインカジノに参加している人には、賭博罪は適用される可能性が高いといえます」

彩葉（いろは）

これらの専門家の意見は、オンラインカジノのアフィリエイト活動が法的リスクを伴うことを明確に示しています。

オンラインカジノ アフィリエイト活動のリスク

彩葉（いろは）

オンラインカジノのアフィリエイトは、継続的な収入になることがメリットではありますが、以下のようなリスクが伴います。

1. 法的リスク

前述の通り、アフィリエイト活動は賭博罪の幇助や賭博場開帳図利罪に該当する可能性があり、逮捕や罰金などの刑事罰のリスクがあります。

2. 社会的リスク

違法な活動に関与することで、社会的信用を失うリスクがあります。これは個人のキャリアや将来の機会に大きな影響を与える可能性があります。

3. 金銭的リスク

逮捕された場合、アフィリエイト活動で得た収入を没収される可能性があります。さらに、罰金や訴訟費用などの金銭的負担も発生する可能性があります。

4. 倫理的リスク

違法な賭博を促進することは、社会に害を及ぼす可能性があります。ギャンブル依存症の問題や、違法な資金の流れを助長する可能性があることを認識する必要があります。

オンラインカジノ アフィリエイターの主張と反論

オンラインカジノを紹介している一部のアフィリエイターは、以下のような主張をしています。

しかし、これらの主張に対しては以下のように反論することができます。

まとめ

オンラインカジノのアフィリエイト活動は、日本の法律において犯罪となる可能性が高いことが明らかになりました。賭博罪の幇助や賭博場開帳図利罪に該当する可能性があり、法的リスクだけでなく、社会的、金銭的、倫理的なリスクも伴います。

法律専門家の見解や具体的な摘発事例を考慮すると、オンラインカジノのアフィリエイト活動は避けるべきであると結論づけられます。代わりに、合法的なアフィリエイト活動を検討することで、リスクを回避しつつ収入を得る機会を見出すことができます。

カジノが悪いことだとは思いませんが、リスクを伴うアフィリエイトはお勧めできません。また、当サイト「儲かる力」では、人から感謝される情報をお伝えし、その対価によってお金を儲けることが大切だと考えています。そのため、ただ「稼げるから」という理由で、オンラインカジノのアフィリエイトをするのはやめましょう。

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