不労所得・権利収入が欲しいならMLMはしない方がいい理由

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はじめに

副業が当たり前になった昨今、いろいろな副業があり、何かビジネスに誘われることも多いのではないでしょうか？安易にネットで発信されている副業案件に手を出したら、詐欺案件だったという人もいますしね。

だったら、知り合いから誘われる「MLM」だったら信頼できるのではないか？そんなふうに感じる人もいるのではないでしょうか？私もコロナ禍で、さまざまなMLMに誘われて、取り組んでみようと思ったものもありました。

しかし、今は新しく誘われるMLMも一切お断りしています。今回は、私が感じたMLMの実態、おすすめしない理由についてもご紹介していきますので、迷っている方は参考にしてくださいね。

MLMとは？

MLM（Multi-Level Marketing）は、多階層式マーケティングとも呼ばれる販売方式です。一般的な小売業と異なり、会員が商品を購入し、さらに新しい会員を勧誘することで収入を得るシステムです。MLMの特徴は以下の通りです。

表面上は合法的なビジネスモデルとして運営されていますが、実際には上位会員のみが利益を得やすい構造になっています。新規会員の勧誘に重点が置かれるため、持続可能な収入源としては疑問が残ります。

MLMは「簡単に稼げる」と宣伝されることが多いですが、実際には多くの時間と労力が必要で、不労所得や権利収入とは程遠い実態があります。

MLMの種類について

MLM（マルチレベルマーケティング）には、主に4つの報酬システムがあります。

1. ブレイクアウェイ

1. 設定された条件を達成すると、ダウンラインが独立
2. 独立後も一定割合の報酬を継続的に受け取れる

2. バイナリー

1. 販売員が最大2つのフロントラインを持つシステム
2. 3人目以降の紹介は下位ラインに配置
3. 売上の小さい方の組織のみが報酬対象

3. ユニレベル

1. 人数制限なくダウンラインを勧誘可能
2. 最も一般的な報酬システム
3. 組織の拡大がしやすい

4. マトリックス

1. 販売員が持てるダウンラインの人数が制限される
2. 会社によって制限数が異なる

また、これらを組み合わせたハイブリッド型の報酬システムも存在します。各システムには独自の特徴があり、販売員は自分に合ったMLMを選択することが重要です。

MLMの誘われ方

お金のセミナーで「金持ち父さん、貧乏父さん」の考え方、権利収入や不労所得の話をして、それを得られるのがMLMだったり、久しぶりに会う人やまだ数回しか会ったことがないのに、私のこと好きなので、一緒に何かできたらな〜って言ってきたり。

MLMは労働収入

初めてMLMに取り組んでみようと思ったのは、化粧品やサプリメント、洗剤などの日用品のMLMでした。その時に頑張っておられたグループのトップ２の人だったかな？その人が、数年していて権利収入が30万円と言ったとき、程遠いなと感じました。

そして、さらに増やすために、声かけ、セミナー主催、ミーティングの繰り返し。私は参加しませんでしたが、夜中までミーティングして、さらに早朝から朝活。トップ２で権利収入30万円、その下の人たちは？ちなみに私の紹介者は、やっと月70,000円くらいだと、当時言ってました。

コロナ禍は、仕事を休業している人も多く、私もいろいろなMLMに誘われました。その中の1人、名古屋から私を誘いに会いにきた人がいます。その人は、MLMの雑誌の１ページに大きく写真が掲載されていて、月収3000万円ほどあるとおっしゃってました。

MLMでそこまで稼いでいる人に会ったのは、後にも先にもその人が初めてです。しかし、それもやっぱり、それだけその方が動いているからの結果です。もう遊んで暮らせるようでしたが、それでも下の子たちの応援をすると、全国飛び回っていると言ってました。

それだけ動ける人だから人望も厚く、それだけの実績もあったのだと思います。これだけの動きをできる人がどれだけいますか？結局は、労働収入なんだと実感しました。

私がMLMをしないと決めた理由

実は、私の母親も商売をしていて人脈があったからか、よくMLMに誘われていました。当時は、ネットワークビジネスと言っていましたが。そのネットワークビジネスをしている人が、化粧品、洗剤、布団などを勧めに我が家に来るのです。

MLMの商品って、いいものが多いのは事実です。商品だけ気に入って購入している人もいますよね。母はすぐに、そういった商品を「すごい！」と気に入り、購入してしまうのです。

でも、グループを作ったり、人に伝えるのが下手な人で、結局友達が離れていくのも、そばで見ていました。そして、最期、母は急死しました。その時に関わっていたMLMの人が最悪だったのです。

MLMをしない理由①

母が最後に関わっていたMLMの会社の名前は伏せますが、その頃、新商品が出ました。「痩せる」と言われるサプリメントです。それを20万円分くらい買い込み、太り始めていた母は飲むのを楽しみにしていました。

しかし、1錠も飲まずに急死。本社に問い合わせたところ、1〜２割引くらいになるけど、返品を受け付けてくれました。その旨をアップの男性に伝えたところ、血相変えて来て、

こんなふうに言うんです。本社はOKだと言っているのに。しまいには、自分が本社の言い値で買い取ると逆ギレして帰っていきました。なのに、またアップの人を連れてきて、私にこのビジネスを継ぐように言ってくるという厚かましさに呆れました。

もちろんお断りして、それ以降、一切関わりはありません。

MLMをしない理由②

コロナ禍で取り組み始めた会社は、数千円でも始められるプランもありましたが、すべての商品を自分でも使ってみないと、人に勧められないよね、という理由で、17万円くらいのパッケージを紹介するのが当たり前とされてきました。

そんな風潮も、ミーティングやセミナーの多さ、費用対効果の悪さも全てが嫌になり、別のMLMに誘われて、そちらに移ることにしました。後に誘われた方は、一部では有名な方がグループのトップで、YouTubeでもお顔を拝見していたこともあり、その方のもとで、経営についても学べたらと思ったのがきっかけでした。

移る話をした時に、トップ２の女性が

もうね、は〜？って感じでした。

ご自身がトップの人と男女関係にあったので、一緒にするな！って正直思いましたね。人が嫌になると、商品自体も嫌になるので、そこの会社の未使用品は全て返品し、退会処理もしました。

MLMをしない理由③

とある格安SIMのMLMです。ぜんぜん格安ではなかったけれど。

紹介料をもらうには、代理店契約をしなければなりません。ギガ無制限で5,000円くらいのプランはユーザーのみ。代理店になるには、月々13,000円くらい。私は人をMLMに誘えないと確信していたので、ユーザーでいいと言ったのですが、

と、半ば強引に、代理店プランに。しかし、半年経っても１人も紹介を出せず、ユーザープランにしたいと申し出たのですが…

引き続き、代理店プランのまま半年が経過。いよいよ勿体無い。普通に大手のキャリア使っている方が安かった。やっぱりユーザープランにしたいと申し出ると

さらに、変更の手続き方法を聞くと

呆れて何も言えません。その後も普通に何かのビジネスの話とかLINEで送ってきます。未読スルーしていると「返信くれないと困ります！」だそうです。もう連絡はなくなりましたが、そのSIMを使っていること自体が嫌で、最近、楽天モバイルに変えました。

まとめ

今は「MLM」と聞くだけで、体が拒否反応を起こします。そのため、お誘いする側も私が「嫌そうにしている」と察しがつくようです。チャンスを逃しているとか、人生損しているとか言われますが、もしそうだとしても、私はそれでいいと思っています。

これを読んでも、MLMやってみたい、挑戦してみたいという人は取り組んでみるといいと思います。向いているかもしれないので。私はお金と時間を浪費しただけなので、おすすめはしませんが。

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